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塾ブログ 林間教育通信

2017/11/16

家ついて行ってイイですか?

今日は保護者の皆さんだけでなく、ちょっと中高生にも向けて書いてみます。可能でしたらお子様方にもお声がけいただければと思います。

 

 

テレビ東京の番組に『家ついて行っていいですか』というのがありますがご存知ですか?今は水曜日に放送されているみたいですが、私たちはあの番組も好きで、時間があるときは見ています。

 

 

一般の人々のご自宅に突然訪問するというすごい番組ですけど、多分選んでいるからだろうと思いますが、登場する人々が個性的で、一つ一つの物語に考えさせられたり感動したりといろいろ心が動かされます。

 

 

昨日見たお話はとても切なくて、かつ様々な切り口で考える材料になりますからご紹介しますね。ああいう番組をただ娯楽番組として見るのではなく、是非自分のこととして自分に引き寄せて考えながら見てくださいね。

 

(テレビをそんな風な意識で見ていくと、単なる息抜きのテレビ視聴がものすごく自分の肥やしにもなるんですよ。)

 

 

昨日(11/15)の放送では引きこもり歴2~30年という48歳の息子さんと二人暮らしだという母親が登場しました。引きこもったきっかけは、当時働いていた運送会社で遠距離の仕事に出ていた際、年下の同僚と仕事上でうまくかみ合わなかったようで「今すぐ車から降りろ!」と強い口調で怒鳴られたことのようです。

 

 

「今すぐ車から降りろ」と言われたのは伊豆の辺りだったかな?とても歩いては帰れないような遠い場所だったそうです。

 

 

息子さんは帰宅後、悔しくて悔しくて涙をポロポロポロポロとこぼして泣いたそうで、それ以来仕事にはつかず、家からも出なくなったそうです。

 

 

切ないですね。

こういう問題について、皆さんはどう思いますか?

 

 

この息子さんと同僚の間でどんないきさつがあったのか詳しい事情がわかりませんのであまり突っ込んだことは言えないのですが、

 

「そんなことで引きこもってしまうなんて心が弱すぎる。」

「親が甘やかせて育てたからそういう弱い人間になったんだ。」

 

という意見は必ず出てくるでしょうね。

 

 

確かにそういう一面はありますし、そういう切り口で教育論、子育て論へと発展させることが可能です。一方で、もしあなたがこの息子さんの立場だったら、この息子さんの親だったらどう思いますか?

 

 

少なくとも一人の人間が二度と家の外へ出られないほどの精神的衝撃を与えられた、ということ。そしてそういう人はこの人だけではない。実はかなりの数で存在しているのだということ。これは無視することの出来ない重大な社会問題なのです。

 

 

(暴力的な)強い力を持つ人間は苦しまず、それに抵抗出来るほどの力を持たない弱い者ばかりが損をする、我慢を強いられる。それを「本人が弱いからダメなんだ」の一言で切り捨ててよいのでしょうか。

 

 

現実の社会でこうやってひっそりと息をひそめて暮らしている人々が実際に大勢いるのだという「現実」を皆さんは意識したことがありますか?

 

 

恐らくなんとなくは知っていてもあまり考えたことはないだろうと思います。なぜなら、それは学校の成績には直接関係のないことだ(と思っている)からでしょう。また、豊かで平穏な生活を送っている皆さんには程遠い世界だからでしょう。

 

 

しかしこういう、簡単に正解など導き出せないような問いを、心の痛みとともに考え続けられる人こそが本当に「賢い人」なのだろうと思います。

 

テレビを見る時も少し視点を変えていろいろな角度から考えられるとよいですね。

 

 

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