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塾ブログ 林間教育通信

2016/01/14

英検についての誤解

ほとんどの英語学習者(小中高生)にとって、英検取得は大学受験までの過程における、まず一つめの目標として掲げられるものであるでしょう。当塾としても、英検取得、特に高1終了までに英検2級、できれば高2ー高3で英検準1級を取得させることを目標の一つとして掲げています。

 

ただ、英検取得に対する「誤解」が多くの親御様や生徒さんたちの間にあると感じていますので、きちんとその本質を理解して英語学習に取り組んでいただきたいと思います。

 

当塾を訪れる生徒さんの中には、既に小学生の時に英検3級を取得されていたり、高1で英検2級を取得されていらっしゃる場合がございます。では、彼ら彼女らには、私たちが定義するところのその級に見合った「実力」があるかといいますと、残念ながら、ない場合がほとんどです。(特に英検2級までが該当。)

 

例えば、英検3級~英検2級を既に取得していても、他動詞自動詞の区別は全くつかなかったり、長文を読ませてみても、単に単語連想法で漠然と読んでいるだけで、英文一つ一つの構造は全く分析できない場合がほとんどです。そういった状態で進んでいっても、やがて対峙する一流大学の受験問題には歯が立たない状態に陥るであろうことは容易に想像できます。(英検2級はとれているのに模試の成績はいまひとつよくない、何故だろう?と悩まれている方も多いはずです。)

 

結局、英検とは所詮は記号選択式の問題ですから、大量の単語の意味を知らなくても、長文を厳密に正しく読めていなくても、消去法と‘勘’で随分実力に下駄を履かせてもらえるテストであるということ、つまり、その級に相当する実力がなくても合格することはできるのだということを、よくよくご理解いただきたいのです。

 

ですから、当塾では、英検何級を持っていようが、私たちが直接生徒さん一人ひとりを教えてみて、その実力を判断します。そして、やるべきことをしっかりとやらせ、実力の伴った英検合格をさせるようにしています。実力の伴った英検準1級が取得できれば一流大学の受験問題もそれほど怖がる必要はなくなるからです。

 

どうぞ、このブログをお読みくださる親御様や生徒さんには、英検に合格することを目標とするのではなく、それに相当する「英語の実力」をつけることを目標に、英語という言葉を真正面から受け止めて、本物の英語学習を進めていただきたいと思います。そうすれば、結果は必ず後ろからついてくるものなのだということを、是非とも心に留めておいていただきたいと思います。

 

 

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