英語のスピーキング力を上げる良い方法はないのか?短期留学で英語力を上げる方法はないのか? 海外に短期滞在しただけで、英語を話せるようになることは不可能なのか? そういう疑問をお持ちの方も多数おられるでしょう。実を言えば、私は現代ならば、アリだと思っています。今回は、短期留学で英語を話せるようになる方法論について書いておきます。
まず前回のおさらいをしておきましょう。短期留学で英語力向上の成果があがらないのは何故か、です。二つの理由がありました。一つは、留学期間が短すぎること、もう一つは、英語・英文法のインプット不足でした。
しかし、本当のことを言うと、海外短期留学がうまくいかない第三の理由があるのです。何だと思いますか? ずばり言ってしまいましょう。それは、殆どの場合、日本国内で英語を話す練習をしていないことです。スピーキング練習をほとんど全くしないで、いきなり海外に出かけても、困るだけなのです。短期海外留学がうまくいかない最大の理由は、ここにあるとも言えるのです。
片言で良いから、ある程度は国内で話せるようになっておく、Speak(話す)の練習を積み重ねておく、そして、海外では生身の人間と話す機会を持つ。それが、短期海外留学の最高最良の方法論ではないでしょうか。国内で研鑽を積み、海外で試しに外人と英語(外国語)で話してみる。これ以上の良い方法論は、私には思いつきません。実際、私はアメリカでそういった方針の一日5時間×8週間の集中外国語講座(ただし英語ではありません)を何度か受講したのですが、おそらく、異論はないことでしょう。
問題は、どうやって、日本国内でスピーキング(Speak)の訓練をするかでしょう。次回につづく