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塾ブログ 林間教育通信

2016/09/15

論理的思考と日本語能力ー英語学習との関連で

生徒の皆さんと一緒に英語を勉強していると、「論理力のなさ」とか「言葉力の弱さ」というものを感じることがあります。そしてそれが結果として、他者に伝わらない表現へとつながっているように感じ、なんとかしなきゃなと、ちょっとした焦燥感につながることがあります。

 

 

このちょっとした焦燥感を感じる度に思い出すのは、中学時代、数学の先生に言われたある言葉。今でも私の心の底辺にずっと根付いているものです。それは「数学の答案を書くときは、自分がどう考えてこの答えにたどり着いたのか、その思考の道筋が読む側にきちんと伝わるような答案を書きなさい。」というもの。こう言われた当時は確かまだ中1か中2でしたから、(今と違って)素直そのものだったので、本当に真面目に「これで私の考え、先生にきちんと伝わるかな~」と意識しながら答案を書いたり、数学の問題を解く(書く)ようにしていました。

 

 

ちょっとした計算問題だとしても、突然暗算でポッと答えを書くのではなく、(←以前は数学も教えていましたが、こういう子本当に多くて困りました。)ポイントとなる途中式は必ず書く、「先生、私、ここでこう、式を変形しましたよ。」と伝える。そうすれば見てくださる先生はきっと「なるほど、ここでそう変形したからこうなったのね。」と、私のたどった計算(思考)の道筋をたどりやすくなるだろうと思ったからです。

 

 

この最たるものが、「図形の証明問題」でした。初めて図形の証明問題を解いた時、なんだか心躍る気分になりました。だって、「~を証明せよ。」という問いに対して、相手に有無を言わさないような答案、こう考えて、この結論に到達しました、と理路整然と説明する答案が求められるわけですよね。「○○と○○が~である、よって~は・・・であ~る~!文句あっか~。」というような答案を書けばいいわけですよね。そのためには、自分で読み返してみて、「うーん、これで読む側に私の考え、正確に伝わるかな~」とか「ここにもう一文付け加えた方が読む人が分かりやすいよね。」とか「うん、こことここがこうなんだから、当然こういう結論になるよね。」「え?それでほんとにそうなるっけ?違うじゃん」とか、自問自答していく、そういうことがなんだかとても楽しかったですし、「論理ってこういうこと?」という意識が芽生えた端緒だったような気もします。

 

 

数学でのこういった意識他者への意識・配慮ーつまりは自分を客観視しようという意識と実際の演習を通じて、「論理的思考力」だとか「相手に伝わる言葉を使う」という力が少しずつ身についていくものなのではないかと私は考えています。しかし、成績を上げるため、とか、試験でよい点を取るため、という気持ちだけでただやみくもに目を血走らせて問題を解いているだけでは、こういった本質的な力を養うことはなかなか難しいような気もしています。やはり、「意識」を変えないと・・・

(その証拠に、数学が得意(?)だからといって、必ずしも論理的表現ができているわけではない!)

 

 

論理的思考力だとか、他者に伝わる言葉を使おうという意識が弱いと、何を勉強してもやはり、なかなか形が決まらない、つまり、自己流でしかできない、結果、本質は見つからない、ということになりがちです。

 

 

ひとまず今日はこれまでにします。

 

 

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