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塾ブログ 林間教育通信

2022/08/09

成績が伸びないのに有名塾や予備校に固執してしまう中高一貫校生の哀しい性

時々いただくお問い合わせの中で、「現在〇〇〇(←都内有名塾)という塾or予備校に通っているが、英語の成績が伸びません。」というお悩み相談があります。

 

 

当塾は、たとえそれが都内有名塾であろうが、大手予備校であろうが、そこの指導を受けた場合と比べて、当塾の授業を受けた場合の結果が引けを取ることは決してないと自負しています。

 

 

その根拠となる一つの例を挙げてみましょう。当塾で小学生の頃から本格英語(本格的な文法)学習をしていたある生徒さんが、中学入学と同時に「鉄〇会」にも入塾しました。中学入学までにしっかりと基礎を固めるような指導をしていましたので、鉄〇会での英語のテストでも3本の指に入るくらいの成績をとれたようです。

 

 

また、英作文の課題も出されるらしいのですが、非常に良い出来とかなり褒められ、本人も鼻高々といった感じでした。当塾では基本例文の音読暗唱をしっかりとやらせますので、当然英作文も得意になります。たとえ周りが超一流の中高一貫校生ばかりだとしても、当塾の課題をしっかりと吸収し練習していれば、彼らに負けることはないのです。(このお子さんの学校は、鉄〇会に無試験で入塾できる指定校ではありませんでした。)

 

 

 

また、合格実績(シリウス英語個別指導塾合格実績←クリック)をみていただけばご理解いただけるかと思いますが、本当に小さな個人塾である「東大式シリウス英語個別指導塾」からでも、東大や京大、早慶上智を初め、首都圏の一流理系国公立大学合格を果たしています。「1:1のマンツーマン指導で誠実に丁寧に熱心に、正しい英語学習法を伝授している」わけですから、それを真面目に受け止め消化してさえくれれば、個々の能力と努力に見合った最高レベルの結果が出ないわけがない!と断言できます。

 

 

しかし、御三家などの超有名中高一貫校に通っている生徒さんやその親御さんの中には、権威主義の方も少なくはありません。

 

 

「現在鉄〇会に通っているけれど英語の成績が振るわない」とか「〇〇予備校に通っているが模試の成績がなかなか上がらない」といった相談をしてこられるので、「基礎力がないのに難しいことばかりやっても仕方がないから、鉄〇会or〇〇予備校をいったんやめて当塾で英語の基礎の再構築に集中したらどうですか」とアドバイスすると、「う~ん」と躊躇する方がいらっしゃいます。有名塾をやめる決断ができないのです。「本当にこの塾で大丈夫なんだろうか?」というのが本音なんでしょうね…(笑)

 

素朴に誠実に細々とやっている小さな個人塾なんかよりも、誰もが知っている超進学校の子ばかりが通う塾の方が華やかで格好いいですし、なんとなく信用できるというお気持ちとてもよく理解できます。お子さん自身も、「自分は鉄〇会に通っているんだ。」というところで、プライドを保てているのでしょう。しかし、冷静に客観的に考えて、現に結果が出ていない、成績が伸びていないのに、そこに固執することで何か明るい展望が望めるのでしょうか?(望めるならばやめる必要はありません。)

 

 

くだらないプライドなど捨てて、誠実に謙虚に、絶対的な本物の基礎力を身につける勉強をして成績向上を確実にする。それこそが真のプライドではないのでしょうか?

 

 

 

ここでお子さんのために強いリードーシップをとるべき役割を担っているのが親御様です。お子さんが路頭に迷っていたら軌道修正して正しい方向へと導いてあげるスキルを親御様が持っているかどうかが成功するか否かの分かれ目です。この、両者を分かつ大きな違いの一つが、「ご自身の学習経験」にある、という側面があるように感じています。

 

 

この仮説を裏付けるエピソードをいくつかご紹介します。

 

当塾では初回面談時に親御さまとご本人と交えて面談をいたしますが、その時に体験授業(有料)を受けていただくことが多いです。その授業は親御様にも見ていただいています。そこで入塾を即決してくださる場合があるのですが、そのほとんどが、親御様(お父様)が医師であるとか、お父様或いはお母さまのどちらかが一流大学ご出身であることが多いです。

 

 

念のために書き添えておきますと、我々は決して学歴至上主義者ではありません。が、一流大学受験を経験した方、或いは、自分の目標とする大学に向かってある時期真剣に勉強した経験がある方というのは、自分なりの正しい勉強の方法論を持っていたり、その方法論を探して試行錯誤したご経験がある。そういう者同士というのは、学習の方法論について共通項があるので、即座に分かり合える部分があるように経験則から思います。

 

 

分かる方はHPの文章を読んだけでほぼ入塾を決意してくださり、来塾いただいた際に即決してくださいます。

 

 

例えば、あるお父様(医師、首都圏一流私立大学医学部ご出身)は、当塾の体験学習を目の前で見て、「間違いない!」といった風に即決してくださいました。

 

 

別のお父様(首都圏超一流私大ご出身)は、「自分が受験生の時は、こちらの塾のHPにも書いてある通り、予備校でただ授業を聞くだけの勉強だったので英語が苦手だった。仕事をするようになり、英語や英会話が必要となったので勉強を再開するため英語学校を探した。その英語学校で英語力がついたのだが、そのやり方と、この塾のやり方がまさに全く同じだった。」とのこと。

 

 

更に別のお父様(旧帝大ご出身)ですが、お子さんが中学2年生の頃に、当塾のやり方を気に入ってくださり、お子さんを預けてくださいました。ところが、まだ中学生だったため、英語学習に対するモチベーションが上がらず、あまり熱心に当塾の課題をこなしてくれませんでした。当然、毎月の報告書ではネガティブな内容ばかりをご報告することにならざるを得ず、結局退塾なさることになりました。

 

 

最後の授業の日に、お父様がご挨拶に来られたので、「ここのやり方が気にいったからこそ預けたのに、どうして我が子のやる気をだしてくれなかったのか。」などと、恨み節の一つでも吐きに来られたのかなと思いましたら、「私も受験勉強の時には、英語の音読や基本例文を覚えるということをやっていましたので、これがとても大事な勉強で非常に効果的であるということはよくわかっています。だからこそここへお願いしたわけですが、我が子がまだ幼くてそういったことを真剣にやる段階になっていなかった。申し訳ありませんでした。」と恨み節どころか詫びをいれてこられたのです。

 

 

こんなに的確にこの「東大式シリウス英語個別指導塾」のやり方をご理解くださっていた、そしてわざわざそれを伝えるために足を運んでくださった、その態度、お言葉には心底驚き、恐縮すると同時に、さすが旧帝大ご出身だなと思いました。

 

 

 

また別のお母さま(首都圏一流大学ご出身)は、毎月発行する保護者様への報告書に「英語の長文を理解するためには文法力だけでは足りなくて、様々な背景知識が必要になります。だから日ごろから新聞を読んだり本を読んだり、そのことについて家族でいろんな話ができる環境が大事です。」といった内容を書いたときに「親も勉強しないといけないんですね。」という反応をなさいました。こういう言葉がすっと出てくるのは、やはりある程度勉強した経験があるからだろうと思うのです。なぜなら、そうでない場合は、割と怒り出すケースが多いからです(笑)

 

 

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度々書くことですが、昨今は勉強法についての情報も巷(ネット上)に溢れかえっています。そこから、自分達にとって真に有益な情報を取捨選択したり、何が本物で何が偽物であるかを見抜く力と決断力・実行力がなければただ溢れる情報に流されて右往左往するだけに終わってしまいます

 

それでは残念ながら目的地に到着することはほぼないでしょう。

あるとすれば偶然の奇跡です。

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