東京大学・東京慈恵会医科大学・日本医科大学合格の勝因について
この春東京大学理科二類に合格し入学しました。東大合格のための点の取り方は人それぞれで一般論で語ることはできませんので、あくまでも私の場合を紹介します。また、こちらは英語塾なので、英語に絞って私なりの分析をしてみたいと思います。
英語はリスニングが満点近く取れたことと、英作文が結構書けたことが最大の勝因だと感じています。ダメだったのは、第一問目の要約問題に時間をかけすぎてしまい、第五問の小説で時間が足りなくなってしまったことです(汗)。
【リスニングについて】
私はずっとリスニングが苦手だったのですが、シリウス英語個別指導塾の先生のアドバイス通り、ある時期「徹底的に英語を聴く」ということに集中したおかげで、突然できるようになった感じがします。ただ、最近の東大リスニングはとても難しいので、単に英語を聴きとれるだけではなかなか難しい気がします。やはり、前もって問題文を読み、ポイントを意識して英文を聴かないと、なかなか正解の選択肢を選ぶことができません。私の場合も、試験の数日前になんとなく漠然とですが、そのポイントが分かった気がして、本番ではその成果を発揮することができました。
【英作文に関して】
これは文句なく、シリウス英語個別指導塾の英語学習が功を奏しました。他の方々も書いておられますが、シリウス英語個別指導塾では、英文法の学習方法が他塾とは全く違います。徹底的に声に出して英文を読むということが習慣化されます。それを地道に何年も続けるうちに、何かまとまった話題を英文にするということが自然と素早くできるようになりました。
【まとめ】
東大英語で勝つための戦略としてやはり、リスニングと英作文は外せないと思います。この二つのどちらか一つ大きく失敗するとアウト、というケースは少なくないと思っています。
だからこそ、英語を確実に押さえ、東大合格に少しでも近づくためには、高度な内容の英文を速読即解できる力をつけるということ(=これがリスニング力にもつながります)と、英作文の力をつけるということが不可欠です。
これらの力を私はシリウス英語個別指導塾でしっかりと習得させていただきました。
東京慈恵会医科大学・日本医科大学合格について
東京大学受験の足慣らしとして、東京慈恵会医科大学の医学部医学科と日本医科大学の受験もしました。こちらも一次試験(学力試験)を突破することができました。ここでも英語について述べておきます。
東京慈恵会医科大学と日本医科大学は、慶應大学医学部と並んで私立医学部御三家と呼ばれる私立医学部トップの大学です。当然英語の問題も難しいです。
具体的には、東大よりも難しいのではないかと思われるような内容の英文を読み、記号選択問題と記述式問題を解きます。その上で、最後に、その英文の内容に沿った質問がなされ、それに関する自分の見解等を英語で述べるという形式です。(年度によって変わる可能性があります。)
英文の分量が多く、更にそのうえ英作文まで書かなければならないので時間的にかなり厳しい。また、記号選択問題も、選択文が非常に紛らわしくとてもストレスがかかる、といったように非常に難度の高い問題です。
私は記号選択問題が苦手で恐らく5割合うか合わないかだったと思いますが、その分、得意の英作文で挽回しようと思っていました。英作文の配点は恐らく大きいだろうとシリウス英語個別指導塾の先生の予測もあり、とにかく英作文に力を入れました。
自信はありませんでしたが、結果的には合格をいただくことができました。これもやはり、シリウス英語個別指導塾で徹底的に英語の基礎力をつけていただいたおかげだと思っています。
東大に入学することができましたが、やっと学問研究へのスタートラインに立つことができました。今後ますます精進してまいります。シリウス英語個別指導塾の先生方、本当にありがとうございました。
今春、当塾より慶應義塾大学理工学部に合格されたSさんの駿台全国模試の成績をご紹介しましたところ、河合塾全統記述模試ではどれくらいかというお問い合わせをいただきましたので、Sさんに頼んで河合塾全統記述模試の成績もご紹介できることになりました。
ちなみにですが、東大やトップレベルの医学部等を本気で目指す受験生の場合、殆どが駿台全国模試を受けます。Sさんも一応基礎ができているかどうかの確認で春に一度受けただけのようです。また、河合塾の成績表は模試ナビでしか見ることができず、コピーをお借りしましたので見にくい部分があるかと思いますが、ご了承ください。
2021年第一回 河合塾全統記述模試結果
まず一番上の総合成績表を見ると、国語以外全てSレベルです。特に英語、数学、化学が揃って75前後の偏差値となっているのが参考になりそうです。物理は駿台の方では76という偏差値が出ていますから、問題の質やレベルによって化学と物理の偏差値が逆転するというのも、ちょっと面白いところではあります。(Sさんの成績表から読みとけることは、物理は難問に強く、化学は標準問題に強い、ということかなと思います。)
合格判定について
正直、Sさんが志望していたような超ハイレベルな大学の合格判定に河合塾全統記述のような模試の成績はあまり意味のないものではありますが、志望者の中での順位というのは興味深いところですし、そこは合格判定の参考にできる点だといえます。
特筆すべきは、千葉大医学部の後期試験の判定で、第一志望者91人中9位、順天堂大学医学部479人中10位というのはなかなか悪くない位置ではなかったかと思います。(順天堂の成績表は右側が切れてしまっていますが判定はB判定となっています。)
東大東工大や早稲田慶應の理工学部、また国公私立医学部などを本気で目指す方は参考にしてみてください。
Sさんの駿台全国模試の成績はこちら→駿台全国模試の成績
この度、英語は当塾で、それ以外の受験勉強の大半を独学で頑張り、東大理科二類を目指し(こちらは残念でしたが)
慶応義塾大学理工学部に見事合格したSさん、合格おめでとうございます!
Sさんの受験生時代の駿台全国模試の成績をアップいたします。物理、すごいですね(笑)
※(ご存じない方がいらっしゃるかもしれませんので念のため補足説明しておきますと、駿台全国模試は東大東工大京大などの超一流大学やトップレベルの医学部を本気で目指している全国のトップレベル層が争う模試です。ですから受験者数も理系でわずか30000人足らずです。その中での偏差値と、河合塾全統記述のような何十万人もの受験生が受ける標準レベルの模試とでは偏差値の意味が違います。河合塾全統記述で70越えしても駿台全国模試では60、場合によっては50台になることも全く珍しいことではありません。)
合格判定では、慶應大学医学部,阪大医学部を除いて登録した全ての大学でA判定を取れています。浜松医科大学や東京慈恵会医科大学もA判定が出ています。
今後は、Sさんに当塾の理数科目の指導をお願いすることにいたしました。
MARCHや上智理科大、早慶、農工大、電通大、横浜国大、都立大、東大東工大、そして医学部を目指している方で、理数科目に不安がある方や勉強法がわからなくて伸び悩んでいる高校生や既卒生は是非当塾にご相談ください。
現役の慶應大学理工学部生が勉強法なども含め丁寧に指導いたします。尚、学生講師ですので料金はリーズナブルに設定いたしますので、詳しくはお電話にてお問い合わせください。
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講師より
Hさんは中学受験が終了した直後、まだ小学生のうちに当塾に通い始めてくださいました。当初から当塾が通常使用しているハイレベルな問題集を使って勉強してもらいました。そのせいもあり、中学1,2年生の頃は、ご本人はもちろんのこと、私たち教える方も結構苦労しました(笑)。そのことを今でもはっきりと覚えています。
しかし、Hさんは黙々とコツコツと英語の勉強を継続し、揺るぎない実力(河合塾全統記述模試で常に偏差値70越え。)をつけていきましたね。
どんな状況でも、正しい方法で適切な内容を継続的に勉強していけば、高い英語力を習得できるのだ、ということを体現してくださいました。このことは私たちにとっても指導者としての自信の一つとなりました。
大学に進まれましたら、是非とも様々な本を読み、身の回りの問題について自分に引き寄せて感じ、考え、思考を深めていってほしいと思います。
2020年度北大水産学部, AO入試合格, 帝京大学高等学校、O君
私はこの塾に入るまでは、英語が最も苦手な教科でした。しかし、こちらの塾で英語を基礎中の基礎から、再構築していただくことによって、自分の中で自信の持てる教科に変わっていきました。このようなことができたのも。マンツーマンでしかすることができない、質の高い授業のおかげであると思います。受験の結果としては、第1志望にAO入試で合格することができましたが、一般入試でも合格を勝ち取ることができる自信は十分に持っていました。ここまで成長することができたのはこちらの塾のおかげです。本当に感謝しています。ありがとございました。
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O君には、英文法から中学一年生レベルからりやり直したばかりでなく、検定教科書(『New Horizon』)も中学2年生と3年生2冊をしっかりと精読してもらいました。
当塾では一見すると易しそうな英語を覚えたり読んでもらったりするのですが、狙いの一つはの英語ライティングとスピーキング力を身につけてもらいたいからです。O君の場合は、高校三年生の秋から北大の非常に難しい自由英作文の問題を10年分以上挑戦してもらいましたが、高校生としては非常に優秀な英文を書けるようになっていました。
なお、北大AO合格後もしばらく通塾していただきましたので、大学に入ってから訳に立つようにと、Philosophy of Science(『科学哲学』)やPhilosophy of Biolology (『生物学の哲学』)などの英文を原書で読んでもらいました。
受験で身につけた英語力を大学以降さらに強化すると、世界が大きく広がります。ぜひ頑張ってくださいね。