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塾生・卒業生の声

2016/03/30

浅野高校 中田智博くん、早稲田大学政治経済学部政治学科合格体験記

中田合格体験記01

中田合格体験記02

 

 

 

 

 

中学2年間は全くと言っていいほど勉強せず、8者面談をする程の成績でした。しかし当塾で徹底的に英語の基礎を学んでからは、英語の成績は急激に上昇しました。詳しくは高2時の体験記(←クリックしてください)をご参照ください。

 

進路、すなわち志望大学は当初国立文系を希望していました。当塾の先生からは早い時期から私立文系とすべきとアドバイスを受けていましたが、結局私立文系を希望したのは高2の秋で、結果的にせっかくなアドバイスをいかせず、時間を無駄にしてしまいました。また、特に学びたいことは伊語 [注、イタリア語。彼はオペラファンです] 以外になかったので、第2外国語で伊語を選べ、かつ大学で遊べる割に就職の良い政治学系統を希望すると決めました。

 

早稲田大学に合格したのには、以下の二つの要因が大きく寄与したと考えます。それは(i) 徹底的な過去問演習、(ii) 英作文の速度と正確性です。ともに当塾で身につけました。(i)は10月の終わりから志望校の過去問演習を行ってゆく中で、先生による要点を押さえた解説により身につけました。早慶の英語でも動じない力を得ました。(ii) は合格の決め手となった能力で、当塾における中3からの徹底的な英文のインプットと受験における圧倒的な英作文演習ときめ細かな添削を通じて得た能力です。

 

受験のみならず、当塾で得た英語力は趣味の世界でも役立ちました。世界トップレベルの歌手とメル友になる事ができました。

 

受験直前までフラフラと遊んでいた私でも、早稲田大学に合格できたのはひとえに当塾のおかげです。いままでありがとうございました。

 

早稲田大学政治経済学部進学予定

浅野高校 中田智博

 

 

講師より

 

中田君は、本人も記していますように、あまり真面目な生徒というわけではありません。当塾に来た時からそうですし、恐らく今もそうです(笑)生来怠け者の彼に当塾の学習リズムを習慣化させることは簡単なことではありませんでした。入塾当初は、声を荒げて叱ったり、プレッシャーをかけて音読をさせたら、声を震わせながら頑張ってくれた、そんなかわいい頃もありました。そして、最終的にはシリウス英語個別指導塾の神髄である英語インプットについては、かなり高いレベルにまで到達してくださり、学年ビリだった成績が1年ほどでトップクラスに浮上したのです。

 

また、普通に日本の学校・予備校で英語の勉強をしていると、英語リーディングはある程度点数を取れるようになるでしょう。しかし、なかなか英作文はできるようにはなりません。この点、シリウス英語個別指導塾で鍛えた中田くんは、違いました。自由英作文もどんどん書ける生徒になっていったのです。

 

 

ただし、単に英作文力があれば、難関大学の自由英作文(東大、一橋等の国立大学と早稲田の法学部、政経学部、慶應の経済学部など)が書けるという訳ではありません。「同性同士の結婚について是非を論じなさい」といったテーマについて、5分以内に議論を組み立てて10分で書き上げるような、教養力と頭の回転の速さが求められるからです。単に英語ができるだけではダメなのです。中田君には、そういう才能がありました。ですから、早稲田の政経学部に向いているし、合格可能性も高いと本人とお母さんには伝えていました。

 

 

本当に彼は凄いのです。彼はオペラが好きで、中学生のうちから当塾の授業を休んでまでオペラ鑑賞に行っていたほどです。またいろいろと新書本や古典(エドガー・アラン・ポーやマキャベリ等)も好きで結構読んでいたようです。その上、何がすごいかといいますと、どんな怠け者の受験生でも大抵高3の秋からは必死で受験勉強に集中するものでしょう。しかし彼は違ったのです。秋になっても学校の帰りに町田界隈をうろうろして文具(彼は文具にも高い興味があります。)をあれこれ探し求めたり、わざわざペンクリ(万年筆のメンテナンス)に出かけたり、挙句の果てになんと冬休みに映画(スターウォーズ)を観に行き、ネットでその評判を検索したりと・・・本当に恐ろしいほどに自由奔放な人なのです。

 

なぜこんな話を書くかといいますと、学ぶということは、実は机の上でテキストとにらめっこし続けることだけではないのだ、ということを多くの人にわかってほしいと思うからなのです。最初にも書きましたが、与えられたテーマについて短時間で自分の考えをまとめ英語でそれを書き上げるということは、英語の基礎力と英作文力が必要であることは言うまでもありません。しかし、それにプラスアルファの教養力とウィットが必要です。(真正面からなかなか正当な答が書けない場合、それを少し外して、かといって有無を言わさないウィットに富んだ英文を書く才能が彼にはありました。)

 

こういったことは、しかめっ面してガリ勉しただけではなかなか育めない力だろうと私たちは考えています。彼は、ちょっと自分の興味がない英文を読ませるとすぐに睡魔に襲われるような、ある意味どうしようもない怠け者なのですが、自分の好きな世界を持ち、その世界を追求し続けていたということが、今回の合格に大きく寄与したのだろうと思うのです。こういう“あり方”もあるのだということです。

 

もちろん、中学3年生の1年間は徹底的に文法の基礎固めをし、膨大な基本構文を文の構造分析を理解しながら暗唱し続けたということ、(あの1年間だけは本当に真剣に頑張ったと思います。)それを大前提に、彼の趣味の世界への没頭が教養力となって、合格へとたどり着いたということになると思います。

 

なお、大学入学前のクラス分けのためにTOEFLも受けたそうです。ここでも英語は上位の方だったそうです。当塾での英文読解(教養編)が役に立っているようで、嬉しく思います。

 

中田君は、学問をするにふさわしい人とも言えるでしょう。これからも中田君はきっと中田君のままですね。それでいいと思います。そしてますます面白い人になってください。社会人になった中田君に会ってみたいと思っています。楽しみにしています!

 

 

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