High1

高1・2の個別指導

受験本番を見据えた実践的な力を育成

高校1〜2年生の英語学習は受験本番を見据えた実践的な力を養う大切な期間で、志望大学合格を目指して成績アップに貢献します。基礎文法を固めた上で、長文読解やリスニング、英作文などを強化し、センター試験で8割以上の得点を目指す指導を行っています。特に国立や私立の難関大学を志望する場合、高2の終盤までに確実な得点力を身につけることが合格の鍵となります。

学習目標

大学受験との関連では、基礎英文法力を土台にして、センター試験に対応できるように学習していく段階 (センター試験200点満点中160点以上)です。この段階を修了すれば地方国立大学や中堅私立大学 (日東駒専など) ならば合格できる力がすでについていることになります。学習内容としては、英語長文読解が中心になります。この段階を経ると、難関国立・私立大学を準備する段階に至ります。図式化すると、次のようになります。

図式
難関大学を目指す人はどの大学を目指すにせよ、なるべく早くセンター160点(8割)に到達するように指導しています。国立私立難関大学志願者は高校2年末がタイムリミットになります。当塾で順調に進んでいる人は、高1でセンター試験160点(8割)→高2・センター180点(9割)に到達しています。

現状確認と学習方法

現状確認と学習方法
まずは中学1年生レベルができているか、確認してみましょう。当塾では私立上位校の生徒さんであっても、中学1年生文法チェック試験を口頭で実施しています。中学3年生レベルのチェック問題も試してみてください。いずれも、2秒以内に口から出てくることがポイントです。語学においては、何度も繰り返しますが瞬時に反応できるか否かが勝負なのです。なお、私立中堅校(四谷大塚偏差値55以上)や公立進学校在学の生徒さんの場合は、そのほとんど全員が中学1年生レベルからやり直してもらっています。どうでしょうか、瞬時に英作文できたでしょうか。

しっかりと出てきた人は、中学生で学んでおくべき基礎文法力の土台がしっかり身についているということになります。そして、これからの英語学習の中心は、長文読解を中心として、精読・音読・リスニング・多読を積み重ねることとなります(出来ていない場合は、基礎英文法が出来きてない場合に進んでください)

基礎英文法がほぼ完成している場合

英語長文の精読が学習の中心

基礎文法が完成している段階では、英語長文読解が英語学習の中心になります。この段階の学習のポイントは、先を急がないで復習を徹底するということです。

英文の意味や文法構造を完全に理解できたら、そこではじめて本当のトレーニングが始まります。何度もなんども音源を聴き(精聴)、リピートし、シャドウイングし、音読します。必ずしも完全に暗唱・暗写できなくても良いのですが、テキストを見ずに音源をリピートまたはシャドウイングできるくらいにまではがんばりましょう。また、我々の前で音読する際には、聞き手(私たち講師が聞き手になります)に意味のあるメッセージを伝えられるように、しっかりと読んでもらいます。

たんに声を出して英語を読めばよいのではありません。たとえば、中の登場人物になりきったつもりになって読むこと。あるいは文章の書き手になったつもりで読み上げること。さらには、聞き手(私たち講師)の英語の質問に、英語で答えてもらいます。高い意識を持って英語を読み込んだら、ほとんどの生徒さんは当然英語で答えられるようになります。このような対話的音読法または対話的読解法のトレーニングを重ねていけば、読解能力はもちろんのこと、リスニングやスピーキングの能力も身につけることが出来るのです。

以上のような学習を続けていれば、センター試験では自ずと180点近くまたはそれ以上になるはずです。また、入試で英作文やリスニングがある場合にも容易に対応することができるでしょうし、TOEFLのような試験の準備としても役立つはずです。

英作文とリスニング

英作文とリスニング
東大、一橋大、東京外国語大学、東京工業大学などの東京の難関国立大学を志望する場合は、高校1~2年生のうちに必ず過去問に目を通しておきます。とくにリスニングと英作文でどのような問題が出るのか、しっかりと確認しておく必要があります。たとえば、東大と一橋大では英作文の傾向が相当に違うことがわかります(一橋大学はかなりTOEFLを意識した英作文問題となっています)。当塾では、早めに英作文とリスニング対策を始めます。どちらもつけ焼き刃では対応出来ないからです。

多読

多読に興味があるならば、どんどん読んでもらいます。決して難しい原書を読む必要はありません。まずは学習者向けに平易にされた本、あるいは絵本から始めてもらいます。ちょっと易しすぎるかなと思えるような英文を読んでみると良いのです。慣れてきたら、子供向けの易しめの原書へと進めます。当塾では、私たちが読んで読みやすい、面白いと思った作品を紹介しています(例えば、Tomi UngererのFlix、Maruice Sendak, Where The Wild Things Are)
  • 英語の本

  • 英語の本

もちろん一人ひとりの興味や関心にあわせた読書指導も行っています。小説・物語が好きな人、漫画に興味がある人、評論や科学読み物に関心がある人もいるからです。
  • 英語の本

  • 英語の本

  • 英語の本

  • 英語の本

理系志望者

理系志望の生徒さんならば、高2までに英語は合格圏内に入れるようにするのが理想的です。東京工業大学などの大学は、英語入試問題が素直なことが多いですから、優秀な生徒さんなら高2段階でもある程度以上は解けるのです。高2で英語の貯金をできれば、高3では過去問演習をしっかりとこなせばよいだけとなり、数3Cや物理化学にエネルギーを注ぐこともできます。

基礎英文法が出来ていない場合

中学から順調に英語学習を進めていけば、高校生1年生の終わりくらいまでにはセンター試験160点レベル(200満点で8割)に到達しているはずです。逆にもし高2になっても140点台くらいに停滞しているようであれば、難関国立大学・医学部や早稲田慶應上位学部等現役合格はかなり厳しいと言わざるをえません。

ここで慌てて『ネクスト・ステージ』や『英頻』『ぽれぽれ』などの問題集には手を出さないでください。それらの難解な問題集はまだ時期尚早なのです。貴方に足りないのは、ほとんどの場合、中学校レベルの基礎文法力だからです。基礎ができていないので、伸び悩んでいるのです。ですから、一流大学を目指すのであれば、応用問題や難問集ではなく、基礎文法・基礎学習の徹底的な反復が大事なのです。そして、そのほうが結局ははるかに能率的なのです。

繰り返しますが、高校1年終了段階でセンター8割(160点)に達していない人は、基礎英文法に徹する事が大切です。中堅校の生徒の場合は、とくに次の事を忘れないでください。

・復習と反復重視で先を急がないこと。
・学校の成績や周囲の動向に左右されないこと。
・基礎の徹底なしには英語学習の成功はあり得ないこと。

英語個別指導の集中特訓、東大的基礎力を身につけて難関大学受験に臨みましょう!

東大、医学部、京大、早慶をはじめとする難関大学受験の合格を目指すお子様には、小田急線沿線(相模大野・中央林間から一駅)の当塾で英語を勉強するのは如何でしょうか。高校1年生にもなれば、センター試験は8割以上取る必要がありますし、より本格的な英語長文や英作文に挑戦しなければなりません。当塾では、お子様の現在のレベルに即しながら、プロ講師による英語の集中特訓を個別指導で行うことが可能です。江ノ島線沿線、田園都市線沿線、横浜方面からの通学生で、やる気のある中高一貫校生はぜひともシリウス英語個別指導塾へどうぞ。