上位校の方が「基礎重視」という実態

シリウス英語個別塾の塾生のほとんどがは私立中高一貫校の生徒さんです。しかし、私立中高一貫校といっても、所謂御三家やそれに準ずる上位校の生徒さんから中堅校(四谷偏差値55~)の生徒さんまで、様々いらっしゃいます。入り口の偏差値こそ異なりますが、いずれの学校も生徒の学力を伸ばし、一流大学に合格できる力をつけるよう切磋琢磨している点では同じです。しかし、上位校と中堅校で明らかに違う点があるのです。それは、上位校の方が「基礎力重視」のカリキュラムになっていることです。えっ?と思われるかもしれませんが、それが実態です。
ほんの一例を挙げますと、御三家の一つの上位女子校では中1の段階で体系数学の標準編問題集を使用します。ところが、ある中堅女子校では、それよりもずっと難易度の高い発展編の問題集を使用しています。中堅未満の非進学校にいたっては、難解な数学参考書『青チャート』を採用したりしています。
英語に関しても、上位校の先生の場合には、『プログレス』などの難解な教科書の勉強がより効果的効率的に学習できるよう、英単語リストを配布してくれたりします。他方、中堅校の場合には、生徒自身が単語の意味調べ等をしなくてはなりません。また、退屈な作業を宿題と称してやらせたり、かなり長い英語の物語をノートに全訳させたりします。あるいは、ノウハウも教えずいきなり100字もの英作文を書かせたりと、私たちからすれば無茶苦茶な課題を押しつける先生方がいます。(英語長文の全訳や、膨大な英単語の意味調べなどの作業は、ほとんどの場合、良い勉強法ではありません。)
これらの事実が何を意味するかはおわかりでしょうか。
ほんの一例を挙げますと、御三家の一つの上位女子校では中1の段階で体系数学の標準編問題集を使用します。ところが、ある中堅女子校では、それよりもずっと難易度の高い発展編の問題集を使用しています。中堅未満の非進学校にいたっては、難解な数学参考書『青チャート』を採用したりしています。
英語に関しても、上位校の先生の場合には、『プログレス』などの難解な教科書の勉強がより効果的効率的に学習できるよう、英単語リストを配布してくれたりします。他方、中堅校の場合には、生徒自身が単語の意味調べ等をしなくてはなりません。また、退屈な作業を宿題と称してやらせたり、かなり長い英語の物語をノートに全訳させたりします。あるいは、ノウハウも教えずいきなり100字もの英作文を書かせたりと、私たちからすれば無茶苦茶な課題を押しつける先生方がいます。(英語長文の全訳や、膨大な英単語の意味調べなどの作業は、ほとんどの場合、良い勉強法ではありません。)
これらの事実が何を意味するかはおわかりでしょうか。