Winning Strategy

受験英語必勝法

医学部や難関大学の受験英語の攻略法

医学部や難関大学の受験英語を攻略するには、長期的な視点で学習を進めることが重要です。基礎的な文法を習得して大量の単語を覚えた後に、読解やリスニングを繰り返しながら実践的な力を養う必要があります。また、英語長文の内容は幅広いテーマに及ぶため、教養力も大切なスキルの一つです。適切な学習法を確立し、幅広い知識を身につけることで、より深い理解へとつなげていきます。

医学部・難関大学への受験英語必勝法ーほんとうの話

医学部・難関大学への受験英語必勝法

1. 英語力習得には時間がかかる!

1. 英語力習得には時間がかかる!
一流大学合格レベルの英語力を身につけるには、最低でも2~3年以上かかります。基本的な文法をマスターした上で、大量の単語を覚え、大量の英文を読んだり聴いたりしていかなければならないからです。文法の集中学習はある程度可能ですが、単語を覚え、難解な文章を読みこなすようになるにはかなりの時間が必要になります。

当塾の生徒を例に取って考えてみても、優秀なお子さんでも、英検準1級合格レベルに達するためには約300時間の通塾+家庭学習(時間は不明ですが、恐らくその3倍はかけていたでしょう)が必要でした。(ただし、最近の英検は残念ながらかなり易しくなっていますので、もう少し少ない時間で可能ではあるでしょう。)

2. 日本語力と教養力を身につけよ!

2. 日本語力と教養力を身につけよ!
英語学習も上級レベルに達すると、どんどんと英語の長文を読んでいくことになるわけですが、その時問題になるのが、本人の日本語能力や教養力です。日本語で読んで理解できない文章を、英語で読んで理解できるはずがないからです。例えば、2012年の慶應大学商学部では、ウォールストリートジャーナルの英文が取り上げられていました。「アジア諸国における、景気刺激剤としての社会保障政策」について論じられた英文です。また、2014年の慶應大学法学部政治学科では、「国家神話論の概念」が提示され、それを日本社会に応用した英文でした。

いかがでしょうか、この短い紹介文から察してもかなり難しい内容の英文を読まなければならないことがお分かりいただけるでしょう。どんなにガリガリと英語の勉強をしても、肝心の国語力や教養力がなければ、どこかで必ず頭打ちになります。これをどうやって克服したらよいでしょうか。その解決策は、やはり、高い日本語能力と教養力を早いうちから磨いておくということになるでしょう。例えば、慶應商学部あたりを目指すとしても、最低日経新聞に親しめるくらいの日本語力と教養力が必要になるのです。


最近のご家庭は、新聞を定期購読することも少なくなっているようです。家族でニュースを見たりすることはありますか?新聞や本を読む、ニュースを聴く、などの日々の活動を通して、家族で共通の話題や問題について話す、私はこう思うが、あなたはどう思う?そんな何気ない日常の積み重ねが、お子さんの言語能力・思考力、教養力を上げていくのです。ただひたすら机に向かって教科書を広げ、ガリガリと勉強するだけではそのうち頭打ちです。