Junior1

中1の個別指導

基礎学力を身につける中学1年の学習

中学1年生の英語学習はその後の学力を大きく左右する時期です。特に、プログレスやニュートレジャー、バードランドといった高度な教科書を使用する生徒様は文法の複雑化に伴い、英語への苦手意識を持ち始めることが少なくありません。学習方法を誤ると理解が追いつかないまま進度だけが加速し、学習意欲の低下につながることもあるため、基礎を着実に固めていきます。

中学1年の個別指導

中学1年では、今後の英語学習に影響を与える非常に大事な事

1. 英語の正しい学習方法
2. 学習習慣を身につけます
を学びます。


中学校1年生は、さらにそれ以上に大事なテーマがあります。それは、英語を好きになる事です。英語嫌いになると、将来的に大きな支障となりますので、ぜひともお子様を見守って欲しいのです。中学校1年生の前半期では多くの場合、それほど問題はないかもしれません。学校の成績も悪く無いし、英語の授業も楽しいというのが、ほとんどではないでしょうか。テストの成績も悪くないはずです。

英語学習の仕方ー英語は算数・数学とは根本的に学習方法が異なる

英語学習の仕方ー英語は算数・数学とは根本的に学習方法が異なる
英語学習のどこが難しいのでしょうか。一つの理由は、算数のような教科とは学習方法が根本的に異なっているということです。

算数の場合は、難問が解けたら嬉しかったし面白かったですよね。そしてどんな難問でも解けるようにと問題演習を繰りかえした人も多いはずです。しかし、英語を学ぶというのは、問題集の問題を解くような勉強法ではダメなのです。学校で配布されたワークをひたすら解いても、英語の実力はつかないのです。加えて、中1の英語のワーク・問題集は、問題を解くだけならばとても易しい問題ばかりです。試験前にちょっと時間を費やすだけで、すぐに終わってしまうのです。しかし、ここで英語という科目を舐めてしまうと、あとでとんでもない目に遭ってしまうのです。

教科書や問題集は、訳せたらいいとか問題が解けたら良いというものではないのです。一言で言えば、徹底的に音読とリスニングをし、いつでも瞬時に英語が口から出てくるようになるまでトレーニングしなければならないモノなのです。正しい学習法をぜひ身につけてもらいたいと思います。

なお、ご両親が英語を教えられる状況もあるかもしれません。しかし、辞書を丹念にひいてテキストの英文和訳をするような、旧式の勉強の仕方を教えるのだけはやめたほうが良いでしょう。あまりに無駄が多い勉強法だからです。

ちょっと退屈かもしれないが、勉強の習慣をつけよう

ちょっと退屈かもしれないが、勉強の習慣をつけよう
英語の学習は、もしかするととくに男の子などにとっては、最初のうちはちょっと退屈かもしれません。単語だとか文法だかあるいは文章だとか、覚えなくてはいけないことがたくさんあり、直接に英語を使う機会が日本ではあまりないからです。しかし、ここが頑張りどころです。中学1年生の英語が、これからの英語学習の命運を握っているのです。自覚を持って毎日英語を読んだり聴いたりしてもらいたいものです。

簡単なチェックリストを用意しておきました。中1終了段階で求められる和文英訳問題です。いずれも基本的な問題ですから1~2秒以内に英語が口をついて出るようにする必要があります。8割くらいは正解しておきたいところです。

基礎力チェック・和文英訳問題(対象:中1後半期)

1. 私は毎日学校に歩いて行っています。
2. 私はよく図書館で本を読みます。
3. 私は学校で英語を教えています。
4. 私は英語があまり好きではありません。
5. 私は今日は鉛筆を一本も持っていません。
6. 夜空には何が見えますか。
7. あなたは(両)手に何を持っているの?―カエルだよ。
8. 日本では2月にたくさん雪が降ります(できれば2種類の英文で)
9. 東京では8月はとても暑いです。
10. 誰があなたに電話してきたの?-友達のケン君だよ。
11. あなたは誰に電話したの?-友達のケン君だよ。
12. 誰が毎年夏にあなたを動物園に連れて行ってくれるの?―私のおじさんです。
13. 彼はどんな種類の音楽が好きなの?-クラシック音楽が好きです。
14. 今朝朝食に何を食べたの?
15. 午前中は何時間授業がありますか?

解答例

1. I walk to school every day.
2. I often read books in the library.
3. I teach English at school.
4. I don’t like English very much.
5. I don’t have any pencils today.
6. What do(can) you see in the night sky?
7. What do you have in your hands?― I have a frog.
8. We have a lot of snow in February in Japan. It snows a lot in February in Japan.
9. It’s very hot in August in Tokyo.
10. Who called you? ―A friend Ken did.
11. Who did you call? ―I called a friend, Ken.
12. Who takes you to the zoo every summer? ―My uncle does.
13. What kind of music does he like?:He likes classical music.
14. What did you eat for breakfast this morning? 15. How many classes do you have in the morning?

英語学習方法チェックリスト

・定期試験は一夜漬けでなんとかなっているようである。
・定期試験の成績は平均以下である。
・英語の勉強は結構簡単だと思っている。
・音読やリスニングをしていない。
・英語の勉強はワークをすることだと思っている。
・英文和訳の作業をしっかりやっている。
・単語の意味調べをしっかりやっている。
・教科書の疑問点が残っていて困っている。

(英文和訳や単語調べなどのノート作りをしっかりやることは一見すると好ましいような気もしますが、残念ながらあまり効率の良い勉強法ではありません。これらの作業はあくまで勉強の下ごしらえに過ぎないからです。しかし、大半の学習者は、下ごしらえの段階で満足してまったり、あるいはした下ごしらえで疲れてしまい、本来の勉強をやらずに終わってしまうのです。これが英語力停滞の元凶です。)

私立中高一貫校の中学1年生のための英語塾で東大的基礎力を養います。

私立の中高一貫校では『プログレス』『トレジャー』等の教科書を用い、中学1年生から高度な英文法を勉強します。最初の段階で躓くと勉強や学校も嫌になり、成績下位に低迷したりするケースもあります。シリウス英語個別指導塾で早めに高度な基礎力を身につけておけば安心です。当塾は、マンツーマンの口頭演習(オーラル練習)で英語を学ぶ個別指導塾ですから、東大的基礎を徹底的にマスターするだけでなく、英語を話して(スピーキング)書く(ライティング)土台作りも可能です。また、将来の東大や医学部などの入試を見据え、大学受験まで十全にサポートいたしています。