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2016/06/13

英検の改革ー英作文(ライティング)重視へと舵を切った!

2016/06/12は全国的に英検の試験日でしたね。当塾でも何名かが英検準1級や2級に挑戦しました。みんな試験の手応えはどうだったでしょうか、気になるところです。

 

さて、ご存知の方はご存知だと思いますが、2016年度、つまり20166月から、英検の合格判定方法と出題内容が刷新されました。英検主催者のホームページにリンクを貼っておきますから、ご興味のある方は見ておいてください。

 

新しい合否判定方法について (←クリック)

 

 2016年度第1回から英検が変わります! (←クリック)

 

 

英検の変更内容について、受験者の観点からかいつまんで説明すると、①従来よりもライティング(英作文) の難易度が高まり②かつその比重が大きくなった。英検を、国際的な英語検定試験の基準に適用させようとする試みのようです。また、発信型英語(スピーキング、ライティング)を重視し、社会人に人気の TOEICに対する巻き返しを図るものだと考えられています。

 

 

まず英検で求められているライティング能力ですが、かつての英検2級では、単なる並べ替え問題であり、まともなライティング能力など全く不要でした。実を言えば、英検準一級でさえ、求められる英文ライティング能力は、かなり低いレベルのものだったのです。たとえば、英検準1級の場合、少々不自然な E メールに対して、殆ど箇条書きの英文で100字くらいの返事をすれば良いというものでした。英文の構成を考える必要は殆どありませんでした。

 

2016年度からは、ワード数が120語~150語に増えるとともに、三つのパラグラフを作り、論理的に組み立てなければならなくなったのです。つなぎ言葉の使い方とか、英文的なロジック展開(例えば、『抽象的命題→具体的事例』といったような展開の仕方)をマスターする必要があります。

 

英検のホームページのサンプル問題(準一級)によりますと、「小規模経営の商店や企業は、現代社会で生き残ることができるのか」という問いに対し、賛成か反対かを表明して二つ以上の理由を述べる。この際、述べるべき論点として、①経費、②顧客サービス、③経済、④ 伝統的技能のなかから二つ選ぶというものになっています。

 

 

 

さて第二の点は英検の合格基準の変更です。2015年度までは、まともにライティング(英作文)ができなくても合格になる可能性が十分にありました。しかし、そういうことは今後なくなっていくようです。(本当にそうなるとよいなと私共は思っているのですが、どうでしょうか・・・)

  

 

当英語塾では、基本例文の暗唱と瞬時に英文を発話する訓練を重視し、授業の中核に据えています。ですから、今回の英検改革は大歓迎です。

 

我々は今までもずっと、( )の穴埋めや単なる単語の並べ替え問題がいくらできたところで、それは英語の実力とは全く違うものだと生徒たちにも伝え続けてきました。ですから、従来の英検のように実力をほとんど反映しないようなテストには大いに疑問を持ち続けてきました。(生徒たちには単語を覚えさせる機会としてのみ奨励してきました。)ですから、今回のように、英語の実力を真正面から問われるようなテスト形式にどんどんと進化していってくれるというのは願ってもない試みです。大いに歓迎し、今後の状況をしっかりと見守っていきたいと思います。

 

 

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2016/02/09

英検準一級一次試験合格のお知らせ

当塾の塾生で横浜雙葉高校3年生(慶應義塾大学商学部推薦合格者)のI.Y.さんから、英検準一級(一次試験)合格の知らせが届きました。過去問の出来具合から、一次試験(筆記試験)も二次試験(面接試験)も、合格はほぼ間違いなしだったのですが、まずは良い知らせです。

 

さて、気になったのは、点数です。ギリギリでは不満です。ぜひとも高得点を取って欲しいところでした。そして、実際に満足できる結果だったようです。本人の許可を得ましたので、成績のスキャン画像をアップしておきましょう。

 

準一2015-3 yukako

 

 

99点満点で70点(約70%)で合格のところ、82点ですね。ずいぶん、良い成績を取れました。

 

 

準一2015-3-2 yukako

 

もっと丁寧に試験結果を見ていきましょう。

 

語彙は72%です。ちょっと悪いようですが、英検準一級の語彙問題は超難問が多数含まれています。むしろ、7割もできたのは好成績だったと言えます。(なお、英検準一級がボーダーラインだという人は、語彙問題は半ば捨てることを勧めます。語彙は1点問題のみですから、案外比重は小さいのです)。

 

読解は、全問正解です。これは、素晴らしいですね。よくやってくれました。ただし、付け加えると、早稲田、慶應などの難関私大の読解問題と比べればはるかに素直で優しい問題です。ある意味では、出来て当然の問題ばかりなのです。とはいえ、一問も落とさずに得点できたのは、才能を感じさせます。おそらく、TOEICの読解問題も高得点を取れるでしょう。なお、横浜雙葉のこのI.Y.さんは、センター試験ならば、絶対に190点以上は取れるそうです。センター試験の英語と、英検準一級の読解問題で高得点を取ることは、かなり相関度が高いと思われます。

 

リスニングは75%程度、英検準一級合格者の平均レベルです。彼女としては、やや成績が悪い分野でした。しかし、これはある意味仕方ないのです。今まで私大入試を準備していた受験生だったのですから。私大では、ICUなどは別にして、ほとんどリスニング試験がないのです。もちろん、早慶の英語試験にもリスニングはありません。したがって、I.Yさんの場合は、慶應への推薦が得られなかった場合は、一般入試を受ける予定でしたので、英語のリスニングにはしばらく力を入れていなかったのです。(でもこれからは、頑張ってね。)

 

作文は、12/14で85%です。悪くないと思います。満足すべき成績でしょう。

 

ところで、2016年度から英検準一級の作文(ライティング)は難しくなるようです。従来よりも長い字数が求められ、構成も問われるようになるからです。今回までは、英文をぽつぽつと箇条書きに並べるだけでよかったのですから、今後は一部の人にとっては相当な難化となるでしょう。しかし、当塾で徹底的に例文を暗唱し、スピークしてきた生徒ならば、逆にチャンス到来でしょう。もう一年早く作文(ライティング)の変革が来ていたら、I.Yさんの成績もさらに良くなっていたのではないかな。

 

まずはともあれ、嬉しい塾生の英検準一級一次試験合格のお知らせでした。

「I.Yさん、おめでとう!!よくがんばったね。2次試験もきっと好成績で受かるよ。頑張れ!!」

 

他の在塾生も、英検準一級に早く合格して欲しいな。とくに、高校3年生のT君(森村学園、国立大学理工系進学予定)、高校1年生のSさん(相模原中等、東大志望)。彼らには2015年第三回の英検準一級の問題に今週取り組んでもらっています。みんなガンバレ!!

 

 

 

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2016/01/14

英検についての誤解

ほとんどの英語学習者(小中高生)にとって、英検取得は大学受験までの過程における、まず一つめの目標として掲げられるものであるでしょう。当塾としても、英検取得、特に高1終了までに英検2級、できれば高2ー高3で英検準1級を取得させることを目標の一つとして掲げています。

 

ただ、英検取得に対する「誤解」が多くの親御様や生徒さんたちの間にあると感じていますので、きちんとその本質を理解して英語学習に取り組んでいただきたいと思います。

 

当塾を訪れる生徒さんの中には、既に小学生の時に英検3級を取得されていたり、高1で英検2級を取得されていらっしゃる場合がございます。では、彼ら彼女らには、私たちが定義するところのその級に見合った「実力」があるかといいますと、残念ながら、ない場合がほとんどです。(特に英検2級までが該当。)

 

例えば、英検3級~英検2級を既に取得していても、他動詞自動詞の区別は全くつかなかったり、長文を読ませてみても、単に単語連想法で漠然と読んでいるだけで、英文一つ一つの構造は全く分析できない場合がほとんどです。そういった状態で進んでいっても、やがて対峙する一流大学の受験問題には歯が立たない状態に陥るであろうことは容易に想像できます。(英検2級はとれているのに模試の成績はいまひとつよくない、何故だろう?と悩まれている方も多いはずです。)

 

結局、英検とは所詮は記号選択式の問題ですから、大量の単語の意味を知らなくても、長文を厳密に正しく読めていなくても、消去法と‘勘’で随分実力に下駄を履かせてもらえるテストであるということ、つまり、その級に相当する実力がなくても合格することはできるのだということを、よくよくご理解いただきたいのです。

 

ですから、当塾では、英検何級を持っていようが、私たちが直接生徒さん一人ひとりを教えてみて、その実力を判断します。そして、やるべきことをしっかりとやらせ、実力の伴った英検合格をさせるようにしています。実力の伴った英検準1級が取得できれば一流大学の受験問題もそれほど怖がる必要はなくなるからです。

 

どうぞ、このブログをお読みくださる親御様や生徒さんには、英検に合格することを目標とするのではなく、それに相当する「英語の実力」をつけることを目標に、英語という言葉を真正面から受け止めて、本物の英語学習を進めていただきたいと思います。そうすれば、結果は必ず後ろからついてくるものなのだということを、是非とも心に留めておいていただきたいと思います。

 

 

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