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2022/09/23

一流私立中高一貫校に合格しても伸び悩むーその原因は知的好奇心の欠如 part.2

前回(一流私立中高一貫校に合格しても伸び悩む、その原因は知的好奇心の欠如 ←クリックの続きで、O君と魚関係の写真を掲載し、後半で一応のまとめを書き、まずは一区切りとします。お楽しみください。

 

 

 

ひろき君 船の先で 顔隠し

 

 

この人↑は誰だかお分かりになりますか?漁師さんじゃないですよ(笑)。前回ご紹介したO君のお兄さんで、当塾の卒業生でもあります。現在北海道大学水産学部で学んでおられます。

さすが水産学部の学生!って感じですよね。

 

 

 

ここからはお兄ちゃんの方がとった魚達をご紹介しますね。しばしお楽しみください。

 

赤ダイ?1

 

これはアカハタという魚だそうです。アカハタというのは根魚(ネザカナとかネウオなど読み方は諸説ある模様)といって、岩がたくさんあるところの下の方に生息しているらしいです。調べてみると英語ではrockfishというそうで、確かにそのまんまですね。

 

 

 

 

 

釣った魚1

 

 

 

 

 

一番上の魚は真鯛(まだい)だそうです。ちょっと桜色っぽいので「桜鯛?」と質問すると、桜鯛というのは春、桜の咲くころにとれる真鯛のことだそうです。ただ、サクラダイという別の種類の魚がいるそうで、それはスズキ目ハタ科の魚。調べてみると、鮮やかな赤色の体に白い斑点が散っているようです。(因みに真鯛はスズキ目のタイ科。)

 

真鯛の隣がヒラスズキだそうです。波がたつ‘’さらし‘’というところによく生息しているそうです。

 

 

 

 

 

ひろき君 ブリ 目がハート

 

 

 

これはブリでしょうか?

 

 

 

 

 

 

ひろき君 ブリ 顔隠し

 

 

これはサクラマスでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

ひろき3カラフトマス

 

これがカラフトマスでしょうか?

 

 

 

 

 

 

ひろき君 光る魚 顔隠し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひろき君とサケ

 

 

 

これは鮭でしょうか?大漁ですね(@_@)

 

 

 

ひとまずのまとめ

 

以前こんな記事を書きました。

 

将来伸びる子にするための子育てをしよう←クリック
将来グングンと柔軟に伸びる子に育てるためには、「大きな余白=見えない学力=栄養たっぷりの土壌」を育んであげることが不可欠だ、という内容です。

 

皆さん、我が子を少しでもよい大学に通わせたい、優秀にしたいという強い思いを抱きながら、日々子育てに奮闘されているのだと思いますが、なぜかなかなかうまくいかない、という方も多いのではないでしょうか?その原因は実は、知的好奇心が欠如している状態で、必死に成績ばかりを追い求めているからというケースが多いように感じています。小さいうちにしっかりと土壌を耕してあげ、知的好奇心を育んであげる。まず何よりもそこがスタートラインです。

 

 

 

このコンセプトを丸々自然体で実践なさっているご家族、それがO君ご一家なのです。何かを成さねばならない、とか、子を何者かにしなければならない、といった呪縛に全くとらわれることなく、ナチュラルに生活なさっている、私からはそんな風に見えます。
一つの模範とすべきご家族だと思いますので、是非参考になさってください。

 

 

 

例えば、ご兄弟二人とも、中学受験を経験されましたが、親御様が率先してリードしたわけではなく、お子さんが小5か小6の時に自分から受験したい、と言い出したので、それならばと応援しただけのようです。
世間では、眉間に皺を寄せた教育熱心なママたちが、やれ「サ〇ックスだ」「四〇大〇だ」「さらに個別だ」と小さい子どもの手を引っ張ってあちこちの塾に連れまわしている方がいらっしゃいますが、そういう世界からはおよそ無縁な世界で、世間の風潮に踊らされることなく、のんびりとマイペースで、しかも涼しい顔して受験を走り抜けたなんて、カッコイイと思いませんか?
お兄ちゃんの方は、いざ大学受験突入!という時も、高校2年生あたりから本気モードを出し、(かといってそれほどガリ勉しているようには見えませんでしたが(笑))またもや北海道大学水産学部に颯爽と合格を果たしてしまいました。

 

 

 

当塾に通い始めた当初は他の多くの入塾生同様、英文法の基礎からやり直しをするレベルでした。しかし、やればやるだけどんどん伸びていき、わずか2年で基礎から北海道大学合格レベルまで英語力を順調に伸ばすことができました。まさに乾いたスポンジが水を吸い込むかのごとくです。

 

「見えない学力」=「余白」=「よく耕された栄養たっぷりの土壌」が育まれている子は本当に順調に、やればやっただけの成果が得られます。

 

 

 

前回の記事と当記事に掲載した魚についていろいろと教えてくれたのが中2のO君、上の写真の弟君です。前回の記事にも書きましたが、物心ついたころには家に「図鑑」があっていつもそれを見ていたとのことです。そして「図鑑」を見れば自分が調べたいこととは別に、更に関連した内容も載っているので、どんどん知識が広がっていくのだ、と嬉しそうに話してくれました。
確かに、釣りを趣味とし釣りに没頭しているわけですから、魚の種類だけではなく、この季節にはどんな魚がとれるのだろうか、どんな場所に行けば釣れるのだろうか?エサは何がよいだろうか?etc…知りたいことは無限に表れますが、調べればわかる、ということが体験上わかっているので、主体的積極的にどんどん調べていくのでしょうね。そういえば、O君と話していると、「この写真はお兄ちゃんが五島列島に行った時のもの」とか「〇〇の魚はオホーツク海にたくさん生息している。」といったように、魚の説明の時に地名もよく出てきます。これ、速攻学校の地理の勉強にも役立ちます。

 

 

 

最初は、釣った魚の種類を知りたい、という素朴な好奇心から始まっただけなのに、それが生物の体の仕組みだけでなく、生態系だとか地理的学びへとつながっているわけです。このような生きた学びが、「知らないことを知りたい!」という内発的動機付けに突き動かされ、主体的かつ自然体でできているなんて、なんと素晴らしいことでしょうか!本当に素晴らしいです。

 

 

 

こういうお子さんは、何か教科の学習をしていても、自然と気づきが多くなるはずです。「これはどういうことだろうか?」「どうしてこうなるんだろうか?」この「疑問」がないと勉強は自分の肥やしにならないんです。
O君ご一家のありようは、教育学的に見て、子どもの能力を柔軟に伸ばすための沢山のポイントがあります。本当は、一つ一つ、「こういうところは、勉強面のこういうところにつながっている」といったことを細かくご説明したいところですが、多すぎて、そう簡単にはまとめられませんので、折に触れて引用させていただきたいと思います。
皆様、特にまだ未就学のお子さんをお持ちの親御様方は、とにかくお子さんと自然の中でたっぷりと遊び自然に親しむことをお勧めします。そこには、子どもの好奇心を育む栄養素があちらこちらに溢れています。

 

 

 

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2022/08/23

英作文で「飛躍」をなくす、あるいは旧情報から新情報へ

日本人(高校生)が自由英作文を書くときに、もっとも注意しなくてはならないことの一つは、一つひとつの文と文との間で、話題が唐突に「飛躍」していないかどうかである。

 

難しいのは、書いている本人(日本語話者)がそのことに気がつきにくいことだ。いや、むしろ、指導者に指摘されても、ミスを認めようとしない傾向にあることだ。今書いている話題に密接に関連しているのだから、断じて「飛躍」などは存在しないのだと言い張るかもしれないのである。要するに、納得できないようだ。

 

しかし、読み手側からすれば、やっぱり「飛躍」があって、すぐには頭に入りにくい文なのである。(もちろん読み難い英文は、東大や慶應(経済学部)などの超一流大学の入試などでは評価が低くなるはずだ)。そこで、英作文の指導者は、書き手に対して不適切であると指摘し、読み易くするように助言することが期待されているだろう。

 

だが、ここで大きな問題が生じている。英作文の指導者がどんなに熱を込めて生徒に説明しても、非常に多くの場合、生徒たちはそれを理解しようとしない。「飛躍」などは存在しない、「先生の言っていることは意味不明だ」と思うのだ。そして、「書き直し」を命じられても、生徒たちは無視するか、全く同じミスで散りばめられた英文を再提出してしまう。

 

どのように提示したら、自由英作文の学習者たちは理解してくれるだろうか。英語の講師としては、度々考えざるを得ない実に重いテーマだ。どんなに頑張っても上智大学か早稲田の教育学部がせいぜいの生徒を、慶應の経済学部や早稲田の政経学部に合格させてしまうくらいの、非常にシンドイ仕事が求められているのである。

 

今回は、まずはどこが間違っているのか、つまり、どこに「飛躍」があるのかを指摘する。ついで、書き手側から予期される反応(不満、反論)を述べ、それに対して我々(英作文指導者側)はどのように反論すべきかを論じていきたい。つまり、「飛躍」と言う論点を使って、文章の読みにくさを説明してみたい。最後には、「飛躍」のない代替の文を提示してみよう。

 

ところで、今回最初に取り上げる自由英作文の英文だが、「生徒」の書いた英文ではない。実は、誰もがよく知っている某名門通信添削会社の模範解答(?)かもしれないのである。自由英作文の添削者や出題者すらも、まともな英文が書けないのかと思うと陰鬱な気持ちになるが、単語と単語、文と文とを正しくつなげことが、いかに難しいのかを示しているようである。

 

 

 

問題

「学校で学ぶ科目の中で、あなたが特に重要だと思うものを一つ挙げ、その理由を50語〜70語の英語で述べよ」

 

(解答例)

“I consider science a very important subject. Technology has been, and will continue to be, a source of national strength for Japan, and I think it is important for us students to study science and support our country. Moreover, science will surely play an important role in solving the problems which face the world today” .

 

 

問題は、最初の二つの文に集中している。そこで、番号等をつけて、再度文を掲載しよう。

hiyaku

 

どのような科目が重要かと問われ、まず最初に①(第一文)で、理科(science)が大事だ宣言する。これは良い出だしだ。当然、②(第二の文)では、その理由を述べることが期待される。

 

②の文を読むと、たしかに理由らしきものが書かれている。「理科(science)」という教科が大事なのは、「技術(technology)」が国力充実のために重要だからだというのである。ユニークさはないが分かりやすい理由であるように見える。しかし、「飛躍」の有無の観点からすると、この英文ではダメなのである。どこが間違っているのか。

 

①の文では「理科(science)」がテーマだったのに、②の文では、冒頭からいきなり「科学技術(technology)」という言葉が登場しているのだ。これがこの文の致命的な「飛躍」である。読み手は、話題がいきなり転換していることに戸惑うはずだ。読み難い文なのだ。

(なお余談であるが、②の文の後半の緑のアンダーラインの部分は、①とほとんど重複した内容で、不要であろう。要するに、単なる字数稼ぎでしかなく、残念な文である)。

 

だがこれに対して、この文の書き手は不満を持つであろう。「理科(science)」が重要な科目であると述べた上で、「科学技術(technology)」が大事だからだと返答しても、全く違和感はないはずだ」と反論するに違いない。たしかに「理科(science)」と「科学技術(technology)」は非常に密接な言葉であり、言いたいことは分からぬでもない。だが、「理科(science)」と「科学技術(technology)」は、やはり異なる別の言葉であって、言葉の言い換えだとは認め難い。

 

 

とすれば、前の文で「理科(science)」が大事だと述べているのに、次の文でいきなり最初から「科学技術(technology)」で文を始めるのは、やはり「飛躍」と言える。

 

では「飛躍」を解消するには、どうしたら良いのか。つまり、「科学技術(technology)」という言葉を使いたいが、飛躍しないようにするにはどうしたら良いのか。そのためには、「理科」と言う言葉から文を始め、「科学技術」という言葉が導かれるようにしたい。そして、この時に、「理科」と「科学技術」の関係を具体的に明らかにしてもらいたいのだ。

 

なお総合系の英語の参考書では、旧情報をまず文の前半で提示し、文の後半部で新情報を追加していきなさい、英語にはそういう情報構造のルールがありますよと説明してきた。我々もその情報系の言葉を使えば、

 

science ==>technology

「旧情報」  「新情報」

 

 

の順番で並べなさい、いきなり「新情報」を提示してはいけない、いうことになる。

 

さて、二つの単語を単に旧情報から新情報へと順番に並べれば良いというものではない。「理科」と「科学技術」が具体的にどのような関係なのかを考えなくてはならないからだ。実はこれが案外厄介なのだが、例えば次のように考えてみよう。(A)(B)(C)と考えてみた。

 

 

(A)理科の実用的応用が科学技術である

The application of scientific knowledge for practical purposes, especially industries is called technology

   

(B)理科教育によって科学技術発展の社会的基盤が形成される

Science education has made the social basis for the technological advancements of the nation.

 

(C)理科教育によって技術者が養成されてきた

Science education has produced engineers.

 

以上のような英文を補えば、理科の話が唐突に技術の話題に「飛躍」してしまうという問題を避けることができるだろう。繰り返すが、「飛躍」を避けることにより、自然で読みやすい英文になると強調しておこう。

 

(A)(B)(C)からそれぞれ英文を作ってみると、次のようになった。

 

(A)I think of science as one of the most important of all the subjects because the application of scientific knowledge for practical purposes and various industries, what is also called technology, has made our nation modern and advanced one.

 

(B)I think science one of the most important subjects of all. That is because the (science )education has been the social and popular basis for the technological advancements of the nation, without which modern Japanese cannot enjoy affluent and wealthy lifestyles that we have now.

 

(C)I consider science to be one of the most important subjects we learn at school. That is because science education has produced, and will continue to produce a lot of skilled and competent scientists, engineers, and science teachers and professors, who have made very great contributions to the welfare and prosperity of modern Japan.

 

 

結びとして

 

高校生の書く英文では、英文の「飛躍」は非常に多く、かつ教えようとしてもなかなか理解してくれないのが実情である。ところが、今回は大学受験生の通信添削指導会社の作る模範解答に致命的な「飛躍」を見つけてしまい、大変嘆かわしい気持ちの中におります。我が国でしっかりとした英作文指導の仕組みは出来ないものなのでしょうか。

 

飛躍については、もういくつかブログを書いていく予定です。

 

 

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2022/09/11

一流私立中高一貫校に合格しても伸び悩むーその原因は知的好奇心の欠如

以前、このような記事を書きました。

 

 

中高一貫校上位男子校諸君、勉強は競争ではない ←クリック

 

 

上の記事でも書きましたが、せっかく御三家あるいはそれに準ずるような上位中高一貫校に入学できても、入学後に成績が伸び悩んでしまうお子さんが少なからず存在します。結果的に中学受験時が学力のピークだったなんてことはよくあることです。ちょっと残念ですね。そうならないためには何が必要かというと、やはり「知的好奇心」。これがなければどうにもならない。20年以上にわたって様々なお子さんやご家庭を見てきて、これは確実に言える事実です。

 

 

「知的好奇心」があれば、身の回りの様々な事象に対して、自然に興味を持ちます。「これはなんだろう?どうしてこうなるのだろう?」といった疑問が次から次へと沸き起こり、その謎を解明したくなる。だから、知的好奇心が育まれたお子さんというのは、新しいことを知るのが大好きで、楽しんで勉強をすることができます。また、多少嫌な教科があったとしても、自分の学びたいことのためには嫌な科目も勉強しなければならない、と自発的に思えるので、親御さんが必死で「勉強しなさい」とお尻をたたく必要もないのです。

 

 

ではどうしたらその「知的好奇心」を育み、将来柔軟に伸びる子に育てることができるのでしょうか?

 

ここで、まさに王道ともいうべき素晴らしい子育てを自然体で実践されているご家族の事例をご紹介します。未就学児をお持ちの親御様などでこういったことをできていない、という場合は是非参考になさるとよいと思います。

 

 

現在当塾で英語を勉強してくださっている中学2年生のO君ご一家です。このご一家はご家族全員が釣りが大好きで、週末ともなると海へ出かけ、釣りを楽しんでいるようです。

 

 

以下、O君が釣りをしている様子の写真を送っていただきましたので、まずはご覧ください。

 

 

 

まさき君鯉 顔隠し

 

 

 

この魚は鯉でしょうか?ボラにも似てるな、と思いながらO君に聞いてみると、やはりこれは鯉のようです。

 

あれ?鯉とボラってどう違うんだっけ?どこで区別するんだろう?鯉は淡水魚でボラは海水魚だっけ?じゃあ捕れる場所で判断するのかな?またはもっと形状的に明確な違いがあるのかな?etc…すでにここで知りたいことがどんどんあふれてきます。

 

 

 

まさき君 クロダイ 顔隠し

 

 

これはやっぱりクロダイでしょうか?とても立派で、おいしそうですね…(笑)。釣るだけでなく、さばいたりもできるのでしょうか?魚をさばくということは、解剖をしているのと同じで生物の身体をリアルに観察できるのだから、とても勉強になるよね?と思って聞いてみると、やはり自らさばくようで、さばくどころか、それが大好きとのことです。さばく時には胃袋の中身を確認して、次の釣りに活かすのだそうです。

 

 

こういう子に、必死でテスト勉強ばかりしても勝てませんね。

 

 

 

 

 

まさき君ノリの味見 顔隠し




 

 

これは、なにやら、岩場についたコケだかノリだかの観察をしているのでしょうか?それとも、その間にいた微生物をつまもうとしているのでしょうか?

 

 

これも確認してみると、岩についた海苔の味見をしようとしているところのようです。(本人は味見しようとしているだなんて公表しないで、と恥ずかしがっているようでしたが、寧ろフォーカスすべきことなので公表してしまいます。ごめんなさい。)

 

 

皆さんはこの行為をどんな風に受けとめられますか?「ふうん」って感じかな?なんか意味があるの?と思われる方もいらっしゃるでしょうが、教育的観点からすれば、非常に大事な行為です。つまり、普通の人が目にもとめないようなさりげない存在に気づき、自然に興味がわき、「これは一体なんだろう?」「このノリ、食べたらどんな味がするんだろう?」と様々なものに興味を抱く習性を身につけているのです。

 

 

こういう習性は一生ものです。今後様々な局面ー例えば勉強や学業成績、ひいては学問研究の領域などーで、非常に有効に効いてくることは間違いありません。

 

 

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関連した話でかつ余談になりますが、上の写真を見て、ノーベル医学・生理学賞を受賞された大村智博士のことが頭に浮かんできました。(大村博士は、静岡県のゴルフ場の土壌から微生物を取り出し、後に「イベルメクチン」という抗寄生虫薬の発見をし、アフリカや中南米における熱帯病撲滅に莫大な貢献をなさった人物。)

 

 

テレビのインタビューか何かで聞きましたが、大村さんは幼いころから何やら土ばかりいじっていらしたようです。ご実家が農家ということもあり、農作業のお手伝いの傍ら、土をじっと観察していらしたのではないでしょうか。

 

 

お姉さまのお話によると「こんなに偉くなると思わなかった。私たちよりも「勉強」していなかった。」とのことです。しかしこの「勉強」とは机上の「勉強」をあまりしていなかったという意味であり、幼いころに、日々の暮らしや自然に対する興味関心を持って暮らす習慣が身についてさえいれば、自然と知的好奇心が芽生え、机上の勉強以上の奥深い学びを経験できるということでしょう。

 

 

「知的好奇心」の育成こそがお子さんの教育において、何よりも最優先にされるべきものです。

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まさき君とカエル1

↑小さなカエルです。O君に聞くとアマガエルだそうですが、体の模様が変わっているので写真に撮ったとのことです。確かによく見ると、体は緑色ですが、足の部分は茶色です。生息する場所によって体の色が変わってくるということで、枯草の多いところに生息している場合は、隠れやすいように、足が茶色に変化してくるそうです。なるほど、こういうことは、アマガエルを実際に捕まえて、よーく観察しなければ気づかないことですが、O君からしたら当たり前のことなんでしょうね。

 

うなぎ1

 

これは、ウナギ。なんと、ウナギも釣るんだということで驚きです。O君によると、これは江ノ島の境川河口付近で捕ったものらしいです。夏の夕方によく釣れるらしく、河口付近だと比較的小さいウナギが数多くいて、上流に行くと大きなウナギがいるが数が少ないのだそうです。

 

 

ウナギもさばくのか、と尋ねると、yes!の返答。 YouTubeでさばき方を調べて練習したのだそう。ウナギは生命力が強いので、さばいてもなかなか命が途絶えず、にゅるにゅる動くので、一旦冷凍してからさばくんだそうです。なるほど!勉強になりますー。

 

ウナギをさばく中学生なんています?びっくりです。

 

ひとまず今回はここまでにします。まだ続きがありますのでお楽しみに!

 

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2022/08/09

成績が伸びないのに有名塾や予備校に固執してしまう中高一貫校生の哀しい性

時々いただくお問い合わせの中で、「現在〇〇〇(←都内有名塾)という塾or予備校に通っているが、英語の成績が伸びません。」というお悩み相談があります。

 

 

当塾は、たとえそれが都内有名塾であろうが、大手予備校であろうが、そこの指導を受けた場合と比べて、当塾の授業を受けた場合の結果が引けを取ることは決してないと自負しています。

 

 

その根拠となる一つの例を挙げてみましょう。当塾で小学生の頃から本格英語(本格的な文法)学習をしていたある生徒さんが、中学入学と同時に「鉄〇会」にも入塾しました。中学入学までにしっかりと基礎を固めるような指導をしていましたので、鉄〇会での英語のテストでも3本の指に入るくらいの成績をとれたようです。

 

 

また、英作文の課題も出されるらしいのですが、非常に良い出来とかなり褒められ、本人も鼻高々といった感じでした。当塾では基本例文の音読暗唱をしっかりとやらせますので、当然英作文も得意になります。たとえ周りが超一流の中高一貫校生ばかりだとしても、当塾の課題をしっかりと吸収し練習していれば、彼らに負けることはないのです。(このお子さんの学校は、鉄〇会に無試験で入塾できる指定校ではありませんでした。)

 

 

 

また、合格実績(シリウス英語個別指導塾合格実績←クリック)をみていただけばご理解いただけるかと思いますが、本当に小さな個人塾である「東大式シリウス英語個別指導塾」からでも、東大や京大、早慶上智を初め、首都圏の一流理系国公立大学合格を果たしています。「1:1のマンツーマン指導で誠実に丁寧に熱心に、正しい英語学習法を伝授している」わけですから、それを真面目に受け止め消化してさえくれれば、個々の能力と努力に見合った最高レベルの結果が出ないわけがない!と断言できます。

 

 

しかし、御三家などの超有名中高一貫校に通っている生徒さんやその親御さんの中には、権威主義の方も少なくはありません。

 

 

「現在鉄〇会に通っているけれど英語の成績が振るわない」とか「〇〇予備校に通っているが模試の成績がなかなか上がらない」といった相談をしてこられるので、「基礎力がないのに難しいことばかりやっても仕方がないから、鉄〇会or〇〇予備校をいったんやめて当塾で英語の基礎の再構築に集中したらどうですか」とアドバイスすると、「う~ん」と躊躇する方がいらっしゃいます。有名塾をやめる決断ができないのです。「本当にこの塾で大丈夫なんだろうか?」というのが本音なんでしょうね…(笑)

 

素朴に誠実に細々とやっている小さな個人塾なんかよりも、誰もが知っている超進学校の子ばかりが通う塾の方が華やかで格好いいですし、なんとなく信用できるというお気持ちとてもよく理解できます。お子さん自身も、「自分は鉄〇会に通っているんだ。」というところで、プライドを保てているのでしょう。しかし、冷静に客観的に考えて、現に結果が出ていない、成績が伸びていないのに、そこに固執することで何か明るい展望が望めるのでしょうか?(望めるならばやめる必要はありません。)

 

 

くだらないプライドなど捨てて、誠実に謙虚に、絶対的な本物の基礎力を身につける勉強をして成績向上を確実にする。それこそが真のプライドではないのでしょうか?

 

 

 

ここでお子さんのために強いリードーシップをとるべき役割を担っているのが親御様です。お子さんが路頭に迷っていたら軌道修正して正しい方向へと導いてあげるスキルを親御様が持っているかどうかが成功するか否かの分かれ目です。この、両者を分かつ大きな違いの一つが、「ご自身の学習経験」にある、という側面があるように感じています。

 

 

この仮説を裏付けるエピソードをいくつかご紹介します。

 

当塾では初回面談時に親御さまとご本人と交えて面談をいたしますが、その時に体験授業(有料)を受けていただくことが多いです。その授業は親御様にも見ていただいています。そこで入塾を即決してくださる場合があるのですが、そのほとんどが、親御様(お父様)が医師であるとか、お父様或いはお母さまのどちらかが一流大学ご出身であることが多いです。

 

 

念のために書き添えておきますと、我々は決して学歴至上主義者ではありません。が、一流大学受験を経験した方、或いは、自分の目標とする大学に向かってある時期真剣に勉強した経験がある方というのは、自分なりの正しい勉強の方法論を持っていたり、その方法論を探して試行錯誤したご経験がある。そういう者同士というのは、学習の方法論について共通項があるので、即座に分かり合える部分があるように経験則から思います。

 

 

分かる方はHPの文章を読んだけでほぼ入塾を決意してくださり、来塾いただいた際に即決してくださいます。

 

 

例えば、あるお父様(医師、首都圏一流私立大学医学部ご出身)は、当塾の体験学習を目の前で見て、「間違いない!」といった風に即決してくださいました。

 

 

別のお父様(首都圏超一流私大ご出身)は、「自分が受験生の時は、こちらの塾のHPにも書いてある通り、予備校でただ授業を聞くだけの勉強だったので英語が苦手だった。仕事をするようになり、英語や英会話が必要となったので勉強を再開するため英語学校を探した。その英語学校で英語力がついたのだが、そのやり方と、この塾のやり方がまさに全く同じだった。」とのこと。

 

 

更に別のお父様(旧帝大ご出身)ですが、お子さんが中学2年生の頃に、当塾のやり方を気に入ってくださり、お子さんを預けてくださいました。ところが、まだ中学生だったため、英語学習に対するモチベーションが上がらず、あまり熱心に当塾の課題をこなしてくれませんでした。当然、毎月の報告書ではネガティブな内容ばかりをご報告することにならざるを得ず、結局退塾なさることになりました。

 

 

最後の授業の日に、お父様がご挨拶に来られたので、「ここのやり方が気にいったからこそ預けたのに、どうして我が子のやる気をだしてくれなかったのか。」などと、恨み節の一つでも吐きに来られたのかなと思いましたら、「私も受験勉強の時には、英語の音読や基本例文を覚えるということをやっていましたので、これがとても大事な勉強で非常に効果的であるということはよくわかっています。だからこそここへお願いしたわけですが、我が子がまだ幼くてそういったことを真剣にやる段階になっていなかった。申し訳ありませんでした。」と恨み節どころか詫びをいれてこられたのです。

 

 

こんなに的確にこの「東大式シリウス英語個別指導塾」のやり方をご理解くださっていた、そしてわざわざそれを伝えるために足を運んでくださった、その態度、お言葉には心底驚き、恐縮すると同時に、さすが旧帝大ご出身だなと思いました。

 

 

 

また別のお母さま(首都圏一流大学ご出身)は、毎月発行する保護者様への報告書に「英語の長文を理解するためには文法力だけでは足りなくて、様々な背景知識が必要になります。だから日ごろから新聞を読んだり本を読んだり、そのことについて家族でいろんな話ができる環境が大事です。」といった内容を書いたときに「親も勉強しないといけないんですね。」という反応をなさいました。こういう言葉がすっと出てくるのは、やはりある程度勉強した経験があるからだろうと思うのです。なぜなら、そうでない場合は、割と怒り出すケースが多いからです(笑)

 

 

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度々書くことですが、昨今は勉強法についての情報も巷(ネット上)に溢れかえっています。そこから、自分達にとって真に有益な情報を取捨選択したり、何が本物で何が偽物であるかを見抜く力と決断力・実行力がなければただ溢れる情報に流されて右往左往するだけに終わってしまいます

 

それでは残念ながら目的地に到着することはほぼないでしょう。

あるとすれば偶然の奇跡です。

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2022/07/23

英語教育はReading Or Speaking?

読む重視 vs.話す書く重視

 

前回の最後では、読み重視の教育の方が良いのか、それとも話す・書くを重視する方が良いのか、という問題提起をしました。やや極端な対比でしたが、次のような二つを対比させていました。

 

 

<英検準一級の読む力はあるが、話す力・書く力は無い>

 

vs.

 

<英検準二級の読む力しかないが、話す力・書く力はちょっと有る>

 

 

今回は、この二つの英語教育のうち、どちらを重視したら良いのかについての考察をしてみます。

 

 

 

日本の英語教育は「読み・書き」中心ではなく、「読み」中心です。

 

日本の英語教育の状況において、誤解している人が多いので、ここで注意を促してしておきます。それは、日本の英語教育は「読み・書き」中心のため、「話す・聴く」が疎かになっているという誤解です。

 

完全に間違った見解です。というのは、日本のほとんどの中高では、英語を「書く」指導など無いからです。有名私立中高一貫校の多くも、英作文の授業時間がない場合が多いようです。つまり、テストや宿題等で「書け」と命令したりするが、生徒に対して書き方や添削などの指導はしないのです。

 

 

同様に従来の大学入試でも、「書く」比重は低く、私立大学では一部の例外を別にすれば、「書く」試験は全くありません。また、社会人の間で人気のある従来型TOEICでも、「書く」は試験の対象科目ではありません。つまり、日本の英語教育は「読み・書き」中心ではなく、「読み」中心なのです。

 

もう一つ大事なことは、英語学習の初中級の段階では、「書く」と「話す」にほとんど差がないことです。つまり、「書け」れば「話せ」ますし、「話せ」れば「書け」ます。要するにこの段階では、「読む」と「書く」が未分化で、英会話=英作文なのです。

 

ときどき、英語を『書ける』けれど『話せない』」などという人が居ますが、おそらく嘘をついています。もしペンまたはキーボードを使って「書ける」のであれば、それをそのまま発声すれば良いはずです。何故そんな簡単な事が出来ないというのでしょうか。

 

という訳で、英語教育の重点内容の対立軸は、<読み><書く> vs <話す><聴く> ではなく、<読む> vs <話す><書く> です。宜しいでしょうか。(なお、<聴く>ですが、これは現在のところ授業で取り上げられるというよりは、自習中心となるのが普通のようです)。

 

 

「読む」を重視する従来の英語教育路線か、それとも、「話す」「書く」を重視する新しい風潮か、についての考察

読む力を重視する理由と、話す力・書く力を重視する理由として、一般的には次のように論じられています。

 

 

 

読む力を重視する理由

 

  • 大学で学問をするためには、英語を「読む」力が求められるから。
  • 読みの指導者・教材・テストが豊富だから
  • 大学入試は読み中心だから
  • 英語の読解力をつけることにより、海外の情報を入手することが大事だから

 

 

話す力・書く力を重視する理由

 

  • ビジネス界では話す力が求められているから。
  • 語学学習者の第一の関心は、話す力の習得であるから。
  • 日本人が何年も英語を学び、全く話せないと言うのは、バランスが著しく欠けているから。

 

 

 

どちらの側にも言い分があって、それなりに正論である。

 

 

英語を読む訓練が大事だと主張するのは、右翼文化人では英語学者の渡部昇一(元上智大学教授、故人)、左翼文化人では内田樹(元神戸女学院大学教授)あたりが有名でしょう。彼らは、英語を話せなくても良いではないかと潔い考え方をしている。

 

他方、話す力が大事だという人はビジネスマンにかなり多いそうだ。しかし、読む力を犠牲にしても良いと断じる人はあまり見かけない。その意味で、代表的な論客は不在である。

 

とはいえ、全体としての流れは、いわゆるグローバル化の中で、話す力・書く力をもっと重視すべきだという方向へと風が吹いている。

 

実際、英検やTEAPのような外部検定試験が有名私大の入試に採用されるようになったのは、その潮流があるからである。しかし、それにも拘らず、話す力・書く力を強化する授業が前よりもずっと重視されるようになったとは言えない。それは何故か。

 

私に言わせれば、その理由は簡単である。現行の中〜大教室の中で一人の先生が指導する授業形態では、英語の読み方を訓練する方が、はるかに効率よく教えられるからである。しかも、教師も教材もリーディング(読み)を教えるように作られているのだ。だから、そう簡単に能率が悪くて退屈な、話す・書くの訓練へと転換出来ないのである

 

 

また、話す力・書く力を重視して読む力の育成を軽視すれば、得るものよりも失うものがあまりに大きいのである。高校生がよく話す・書く人になるために、英文と語彙を(旧課程の)中学レベルに抑えるとしよう。すると、ちょっと難しい大人の文章、たとえば、 The New York TimesThe Japan Timesーー大学入試によく使われる新聞でもあるーーを全く読めなくなってしまうではないか。

 

しかも、読む力を犠牲にして得られる書く力とは、せいぜいネイティヴの小学校1年生くらいの実力だろう。仮に、学校の授業に加え、自主的に外人とのオンライン英会話や海外から短期留学を繰り返したとしても、せいぜいは小学校2ー3年生くらいの稚拙な英語を書けるか否かのレベルであろう。

 

 

日本で英語を話す・書くの教育をしても、そんなにレベルが低いのかと驚く人もいるかもしれない。しかし、大人数教室の英語教育では、話す・書く教育は大きな成果は上がらないのはやむを得ないのだ。何しろ、生徒がどんなに一生懸命になって英語を話したとしても、それを聴くのは「ペアワーク」の相手、つまり、同級生の生徒に語りかけるのである。同級生に英語で話して立派な英会話力が身につくなどということは、期待出来ないのは当然ではないか。

 

 

学習者の話す力・書く力が向上するのは、先生が生徒の発言や書いたものを聴いたり、読んだりし、それに適切なリアクションを返してくれる時である。あるいは、添削したりしてくれる時なのである。他者に語りかけようと願う時に始めて、本当のコミュニケーションとしての話す力・書く力の回路が開発される

 

しかしながら、本当に語りかけたい他者が不在の時には、丸暗記したフレーズを「そのまま吐き出す」ような、感動に乏しい発話行為しかできないのだ。これでは効果的な学習は出来ない。

 

したがって、少人数教育が出来ないのであれば、読み中心の英語教育が、全体として揺るぎないのは、むしろ当然の帰結であろう。中から大の教室であっても、読む力を効率的に養成することは可能だからだ。

 

しかし、私はここで、日本では読み中心の英語教育しかあり得ないと主張しているのではない。以上のような問題点があるにも関わらず、英語を話す・書くの教育にも、いくらかの可能性があると考えている。

 

まず、プロ講師の個別指導を受けることができる学習者の場合である。この場合には、話す力・書く力を効率的に養成することが可能になるので、読む力の養成を犠牲にしなくても良いだろう。

 

というのは、プロ講師の個別指導を受けることができれば、退屈極まる基礎例文の暗唱が容易に出来るようになるだろう。プロ個別指導講師に暗唱と瞬間和文英訳力の成果を聴いてもらう方法は、実に効果的である。

 

もちろん、英語を発話したり書いたりする時には、的確な応答をしてもらったり、過ちを添削してもらえるので、励みになるし、自分勝手な思い込みを訂正できるというものだ。

 

要するに、シリウス英語個別指導塾のような、プロ講師の英語個別指導を受ければ、英語を読むことと、英語を話す・書くこととが両立できるという事だ。実際、当塾の塾生の書く・読むの成績は相対的にも絶対的にも優れている。他塾の生徒のように、全然書けない・話せないという生徒は皆無である。

 

次に、考えてもらいたいのは、誰もが高度な英文を読む訓練は必要はないという、ごく当たり前の現実である。誰もが難しい英文を読む必要がないのだとしたら、従来の読み重視の教育観は、大きく改める必要があることになるだろう

 

前述の「読む」重視派の内田樹教授は、英語を読む力が大事で、もし日本人が The New York Times を読めれば、素晴らしいと書いたことがある。

 

だが、現実には、日本語で書かれた朝日新聞や読売新聞を読めない・読まない高校生が多いのである。日本語で新聞を読まない生徒に、英語の新聞を読むことを期待するのは無理筋である。

 

それならば、難しい英文を高校生に読ませる訓練は不要であろう。高校生用の英語の教科書をのぞいてみると、難しいテーマの英文(エネルギー問題、生態系、世界平和等々)で溢れている。いや、そういう類の文章ばかりなのだ。日本語で読書しない生徒には、ちっとも面白い話題ではないのは明白だ。これらを英語で読ませるために費やされたエネルギーは、多くの場合は少々無駄だったのだ。

 

もっと彼らに身近で分かりやすい話題を取り上げ、それらについて、英語で話す力・書く力に注ぐのが良いだろう。つまり、まずは海外でハンバーガーやコーヒーを英語で注文出来るようにすることから始まる英語教育が、日本語の読書習慣のない生徒には、求められているだろう。彼らにとって抽象的な話題ではなく、むしろ海外旅行や海外での生活、つまり、食文化、音楽、アルバイト、学校生活等々についてもっと多く扱うことも大事だろう。このとき、平易な英語で読む・書く訓練も、以前よりは楽しく充実したものになるだろう。

 

 

まとめ

 

  • ★ 現状では、読む力を重視する英語教育は当然の結果だと言える。
  • ★ プロ講師の個別指導あるいは少人数クラスを活用できるのであれば、話す・書くの効率的な訓練は可能である。
  • ★ 日本語を読まない人に抽象的なテーマの英文を読ませることは止め、もっと身近なテーマをとりあげる、そしてそのことについて話す力・書く力を養成したらどうだろうか。

 

 

 

 

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